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ミレニアムリーダーシップ 体験インタビュー vol.3

今回は第2期(2019年1月〜)卒業生の方で、フリーランスとしてコーチをされている女性から、その体験についてお話を伺いました。
今、改めてミレニアムリーダーシップを通じてどんな変化を経験したのかなど、感じていらっしゃることをお話いただきました。

 

ミレニアムリーダーシップはどんな場でしたか?

ミレニアムリーダーシップに参加して私の人生がものすごく変わった感覚があります。私にとってまさに人生のターニングポイントでした。

不思議だけれど必然だったと思えることは、ミレニアムリーダーシップ に参加している時間、常に自分の内側から湧き上がってくるものを感じることができたことです。「新しい自分が生まれた。隠れていた自分が出てきた。」そんな感じでした。

でも、それは1人ではできなかった・・。それを手助けしてくれた仲間たちの存在があったからできたことです。手と手を取り合っている、お互いの体験経験がお互いを支え合っている。場で放たれるたくさんの問いに互いに向き合い、言葉を交わし合い、さらなる問いを引き出しあう。そうすることで、相手をしっかり感じ取り、しっかりつながっているということを感じることができました。そんな仲間からの言葉のシャワー、フィードバックは私にとって大きなギフトであり、私の中から本当にたくさんの気づきを生み出してくました。今でも、ここで出会った仲間とのつながり、生まれた深い絆は私の人生の中に大きな意味があると感じています。

 

ミレニアムリーダーシップのなかで印象に残ったことはありますか?

まずは、自分が発しているエネルギーを客観的に理解することできたことです。具体的にいうと自分の中にある女性性のエネルギーは理解していましたが、男性性のエネルギーにも気づけたということです。

ミレニアムリーダーシップ に参加するまでの私は、ありとあらゆる多くのものを全て受け取り続けていて、それを必要な時には自ら断つということができていなかったことに気づきました。人の感情や期待を受取り続けることは、自分が生き抜いて行くために子供の頃から身につけていたものだったのです。今となっては必要のないものなのですが、それをやり続けていました。そんな私が、自分に宿っている男性性のエネルギーに支えられ「断つ」という行為を意識的にできるようになったことはとてつもなく大きな変化でした。その男性性は、いまでも私に大きな力を与えてくれています。

また、自分を整える4つのエネルギーも強く印象に残っています。

「大地を焼き尽くして新しいものが芽生えてくる」。このセッションで、仲間から気づかせてもらった自分の中の大地と火のエネルギーの存在とそれを表現するこの言葉に勇気づけられた私は、実際に、迷い、怒り、不安を紙に書いて燃やす、つまり”焼き尽くしてみました。そして、全てを焼き尽くした後に「でどうする?私?」と純粋な問いを立てて見ました。

すると、その問いに対して自分の中から”恐れ”とは全く違う感覚で「今やっていることは自分の本当にやりたいことなの?」という“心からの問い”が沸き起こってきたのです。この流れの中で、私は女性性と男性性のエネルギーが循環している、流れていることを強く実感できました。私が燃やしたものは、無意識に自分の内側に受け入れていた、誰かの感情や期待や評価、不満だったのかもしれません。それらを手放した時、不思議と満ち足りる感覚と同時に、心からの問いが沸き起こったのです。そして、それに応えるように「変える」という男性性のエネルギーが沸き起こってきました。そのエネルギーに引っ張られるように、私の中の男性性が次から次へと引っ張り出され、それにより私はまた満ち足りる・・表現すると難しいのですが、そんな体験をしました。

そして、私に起こった男性性、女性性のエネルギーの循環を感じ取った結果、人生の中でも大きな出来事となる「会社を辞める」という「決断」をすることに至りました。

ミレニアムリーダーシップ 終了後、フリーランスのコーチとして活動を始めた私は、半年後には、自分の中の男性性がさらに立ち上がってきて、心の底から「表現したい」「結果出したい」という純粋な願いが先に立ってくるようになりました。これらの体験したことが私の心に深く残っています。

 

ミレニアムリーダーシップを受けることでどんな変容が起こったと思いますか?

ミレニアムリーダーシップの内容の全てが、私自身のアイデンティティに直接影響したと感じていました。

今までの私は「何が正解か?」「これはあっているのだろうか?」どこかに答えがあることを信じて、それを探していたことに気づきました。「誰かの期待に応えなければ存在できない」。私の中にそんな思い込みの存在があったからこそ「誰かの期待という答え」を探すようになってしまったのだと思います。そして、その期待に応えるため、人に合わせることばかりを考えていました。

そんな私がミレニアムリーダーシップ を通じて、「自分がどうしたいの?」「自分にとっての正解は何?」という目線に変わったことは何よりも大きな変化でした。まさに、自分自身を取り戻した感覚です。

自分を取り戻したことで大きな変化が起こりました。男性性が自分の中で優位になりアクションすると、それによって様々なリアクションが起こってきますが、その全てをありのまま受け取るようになれたことです。男性性のエネルギーが立ち上がることで、自分の中にあった女性性が”どっしりブレない”強いエネルギーでさらに立ち上がったのではないかと感じています。この女性性が、あらゆるものを調和し、バランスをとってくれている感覚があり、無理をしないように私を助けてくれている気がします。

 

ミレニアムリーダーシップを受けて1年半。今言葉になることを教えてください。

自分に起こった在り方の変化により、不安に思うことが減ってきています。

そして、「人の期待」という答えを探していた私は一切、人の顔色を伺わなくなりました(笑)。根拠のない自信というか、「なんとかなるさ」という感覚が強くなってきているのを感じています。そんな私が人に対して与える影響も変わってきているように感じています。具体的にいうと「空気を読む人から空気を作る人(一番初めに発言する、ムードメーカーになる)」に変わったと思います。

50歳を過ぎたら人間そう簡単に変わることなんてできないという人がいるけど、人はいくつになっても、いつでも変われると私は自分の体験を通じて心から思っています。そして、人が軽やかに変わり続けるためには、「自分を制限するいろんなものを手放すことを許可すること」これがとても大切だということを身をもって実感しました。

私は人が自分を許可したり、手放したりすることをサポートするコーチという仕事に出会い、残りの人生かけてこれをやっていきたいと思えていることが本当にラッキーだと思っています。今までは、プロコーチの試験を受けても、それを仕事にすることへの恐れがあった私ですが、今は「続けるのか?」という自分の問いに「イエス!」と迷いなく言いきれてしまいます(笑)。

また、独立してみて、今までの人生の中で一番多く人とのつながりと、そこから感じる世界の広さを楽しめている私がいます。コーチという仕事で生活をするという領域に行くのはこれからですが、有機的に「一緒に行きたいから行く!」と引き寄せられた仲間たちと一緒に前に進んでいくことを初めて体験できていることが心からの喜びです。「早く行きたいなら一人で行きなさい、遠くに行きたいならみんなで行きなさい」という言葉がありますが、私は遠くに行きたいんだってことに今更ながら改めて気づいています。

変化が激しく、正解がない世の中、このタイミングで常識も大きく変わってきています。そんな中で、前がこうだったからとしがみつくのは本当にもったいない!何が起きてもおかしくない!何が起きてもしょうがない、まぁ大丈夫!と私自身が思えているのは、改めて私の中にツインエネルギーが息づいているからだと実感しています。

自分の足でしっかりと立っている感覚があり、どんな波がきたとしてもそれに乗っていけると思えている自分がいる、「自分の人生は自分で作れる」と実感できていることに心から喜びを感じています。これからも、自分の中にあるツインエネルギーに磨きをかけて、自分の内側の小さな声に耳を澄ませながら人生を進んでいきたいと思っています。

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