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アーティストから学ぶツイン・エネルギー™

書籍『ツイン・エネルギー™』に描かれたイラストを手掛けてくださった、墨絵アーティストの上田みゆきさん。日本に古くから伝わる水墨画の文化を大切にしつつ、クリエイティブに自由に作品を創られる、業界でもかなりご活躍されている方です。お願いしたツイン・エネルギー™を表す32枚のイラストは、上田みゆきさんによって正に命が吹き込まれたと思っています。

彼女とのコラボレーションの過程で、一流の表現者が、いかにツイン・エネルギー™を自在に使いこなして作品を創造するのか、学んだことを振り返りたいと思います。なぜなら、女性性と男性性という内なる性質を、彼女は自由自在に使いこなして作品を創造しておられたと感じたからです。

まず、最も感謝すべきことは、彼女の傾聴力でした。お願いした絵は、言葉で長々と説明しなくとも、阿吽の呼吸で理解してもらえ、「正にこういう絵」となって仕上がることがよくありました。依頼したコンセプトの真髄や思いを、言葉だけではなく、深い次元で聴き取り、理解してくださったのだと思います。また時には、想像を超えて「なるほど」と思う表現となって仕上がってくることもありました。それは、何か表現されたがっているエッセンスを、彼女自身が直感的に感じ取り、おろしているようでもあったのです。これらは、ツイン・エネルギー™からみると、傾聴と直感という豊かな女性性です。この繊細なエネルギーによって、単に絵がうまいという次元ではなく、魂の込もった作品が仕上がるのではないか、と思ったのです。

もちろん、動のエネルギーも不可欠です。上田みゆきさんの一つの特徴は、あっという間に作品が出来上がることでした。想像でしかありませんが、その瞬間、気持ちを集中させ、楽しみながら、一気に大胆に表現して創られたのではないかと思います。また、少しばかり修正をお願いした時は、出来上がったものをさっと手放し、臨機応変にすぐに変える意識をもってくださいました。その潔さとスピード感によって、作品はどんどん良いものへと仕上がっていったように思います。ツイン・エネルギー™でいうと、表現する、変えるといった男性性が、アーティストの方にいかに大切なことなのか学ばせていただきました。

今回は、一流のアーティストとツイン・エネルギー™を振り返ってみましたが、私たちは、少なからず、全員何等かの表現者であることは間違いありません。それは、日常の中で料理をすることかもしれません。仕事で誰かとコミュニケーションをすることかもしれません。もちろん、絵を描いたり、音楽を奏でたり、研修をデザインしたりと、表現は無限です。もしも私たちが、表現に行き詰った時、ツイン・エネルギー™という視点で自分を見直してみると、変わるきっかけがそこにあるかもしれません。

上田みゆきさんのHP