働きたい会社の経営者
変化の激しい今、組織の経営層の方々は、どんなことに意識を向けていらっしゃるのでしょうか。社員のウェルビーイング、デジタル化、環境への配慮など、これまで以上に包含して考えることが増えていらっしゃるはずです。少なからず、これまでのやり方を見直されている方は多いのでは、とお察ししています。
先日、経営層の方々とツイン・エネルギーという概念について対話する機会をいただきました。すると、ご自身がもつ静的エネルギーとされる女性性と動的エネルギーの男性性の両方を、これまで以上に発揮しようと意識されていることがうかがえました。
成果をあげるために必要な男性性の発揮は、もちろん重視されています。それは、不透明な中でもバリューに沿って決断し、社員を導き、新たなことに挑戦してゆくことです。
それに加え、更に意識されていること—。
それは、いかに社員が安心して働けるよう全体を支えるのか、組織としてのポテンシャルを強く信じるのか、社員を信頼してゆだねるのか、社員が満ち足りて幸せであること願うのか。
こうしたことは、私たちの中の静的なエネルギーである女性性の発揮が可能にします。
先が見えにくい今、こうした女性性と男性性の両方の発揮を意識されている経営者の下で、社員は働きたいと思うのではないでしょうか。